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ICD+

 オランダの大手家電メーカー、フィリップスと米衣料メーカー、リーバイスが電子機器付きのジャケットを共同開発した。「外見は普通のカジュアルなジャケットだが、中に携帯電話、MP3プレーヤー、イヤホンなどが組み込んであり、着ていれば手ぶらで音楽を聴いたり、電話で話したりできる未来服」とロンドンから林理佳さんがリポートしている。(注意:林理佳さんと自分は何の付き合いもありません。記事を書いている人が林さんなので、紹介しました。)9月に欧州7カ国で発売以来、結構な売れ行きらしい。
 このジャケット「ICD+」には取り外し可能な携帯電話とMP3プレーヤー、リモコンがポケットなどに付いているほか、襟にはマイク、フードにはイヤホンが組み込まれている。電話は音声認知型で、襟に付いたマイクを通して登録した相手の名を言うだけで電話がかかる仕組み。各機器を結ぶ電線は生地の中に縫い込まれており、電話などを取り外せば、洗濯機で洗濯可能だ。安全性も万全。 とのことであるが、いよいよライフスタイルが変わるのかなぁ。いろいろな用途が考えられるけど、車を運転していて、反対車線を通過していく車のドライバーがイヤホンマイクで話していることに気づかず、一人で笑ってるのを見ると気持ち悪いように、イヤホンマイクもついてないのに、一人で話しながら歩いている人を見たら、ちょっと気持ち悪いかも・・・
 「ICD+」は欧州だけの限定販売で、価格は500-600ポンド(約7万8000-9万4000円)。有名百貨店などで売り出している。リーバイスによると、ピザの配達人など同社が「働く遊牧民」と呼ぶ移動を仕事にする人々を対象としているというが、確かにバイクの運転中には便利かも。でも、雑音とかはどうなんかな?ちょっと疑問。あとは重さ。って言ってもそんなに重くないか。携帯電話とかMP3プレイヤーなんてたいした重さではないだろうから。