随分UPするのが遅くなってしまったが、この製品を使用してみた感想などを書いてみたい。そう、この製品を使用してみた感想と言うだけあって、実はこのキーボードを購入したわけである。しかし、\9,800では購入していない。別に違法なルートで仕入れたわけでもなんでもなく、MCPという資格取得者のみの限定販売で購入した。まず、このキーボードに変えたすぐは、とてもタイプしずらかった。マウスでもキーボードでも、直接PCの操作性に関わってくる部分なので、慣れていないキーボードを使用したら、タイプしにくいのは当たり前なのかもしれない。タイプしにくいのに加えて、IMEが馬鹿なので、とてもイライラする数日間を過ごすことになったわけであるが、ある日を境に、このキーボードに慣れてくると、タイプしていて手が疲れない事に気づいた。 通常購入時についてくるキーボードはタイプする部分がまっすぐに整然と並んでいて、小指を使用する場合、何かつっかえているような感じを受けるのではないだろうか？キーボードに合わせて自分の指を動かさなくてはならないような感じである。しかし、このキーボードは違う。小指がつっかえるような違和感はなく、スムーズにタイプできる。しかも長時間使用しても指や腕が疲れない。自分は平均1日に20通以上のメールをやり取りするわけであるが、やはり多くの文章をタイプすると非常に疲れる。しかし、NaturalKeyboardに変えてから、あまり疲れなくなった。そして、ブラインドタッチがうまくなった。ちょっと個性的なキー配置になっているので、ブラインドタッチを正確に行わないとタイプ効率が下がる。逆にしっかりとしたブラインドタッチができている人であればとても効率の良いタイプが可能であるはずである。 少しハード的なところに目を向けてみると、ホットキーと呼ばれるボタンが19個ついている。標準では、「メール」や「進む」「戻る」などがこのホットキーに割り振られているが、購入して以来、一度も使ったことがない。こんなものを使うぐらいなら、ショートカットキーを覚えたほうがどれだけ効率が良いかわからない。ようするになくても良い機能。あとは、キーボードの背面（裏面ではない）にUSBポートが2つついている。これは非常にありがたい。特にマウスをUSBで使用しているので、取り回しが楽になった。またデジカメなどをつなぐ時も便利かなと思う。以上が使用してみての感想であるが、やはりキーボードだけに、実際にタイプしてみないとその操作性や効率性はわからないと思う。是非お近くの販売店で実際に触れてみてもらいたい。 個人的には、この製品の本質的なポテンシャルは高いと思うが、価格が高すぎるのではないかと思う。このキーボードが5000円代であれば、もっと爆発的に広まるのではないかと思う。 |