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#31 大切なもの

 2003年2月に引越しをして、部屋が広くなった(笑)部屋数が増えたともいう。食べるところと寝るところはわかれていたほうがいいと言われるが、本当にそのとおりだなぁと思う。また日当たりっていうのも重要なんだなと実感。
 部屋が広くなったからか、一人暮らしに慣れてきたのかわからないけど、最近、学生時代の趣味とか、子供の頃好きだったことが復活してきている。(※趣味復活ばかりじゃなく、昔の同僚が「結婚するから披露宴来てね」とメールくれたり、学生の頃の友人が「PC壊れた!」ってヘルプを求めてきたり、友人関係まで復活(?)しはじめた。。。)
 さて、自分はよく友人などから「多趣味だ」と言われるが、その反面、どれも長続きしないなぁと思っていたけど、こうやって子供の頃や学生の頃の趣味を思い出して、またノメリコンデいるところを考えると、結局自分の価値観って変わってないし、結局本質的に好きだったんだなぁと安心したような寂しいような。。。
 仮にも東京近郊にいるわけだから、ちょっとは都会的な価値観になってもいいようなものだが、それはやはり2○年で培った価値観というものは、そう簡単には変えられないらしい。それどころか、[「空港が近くなったから写真が撮りやすい」とか、「市民バンドで気楽に音楽できる」とか、環境が変わった今のほうが、趣味まで充実しているように思う。今までの価値観に新たな視点が加わったっていう感じだろうか。
 一時は、精神的にも体力的にも(今考えるとたいしたことないけど)追い詰められていた時期があって、そのときは自宅と会社の往復っていう感じで、”休日をどうやって過ごそうか?”とか、”趣味を持とう”なんて考えたこともなった。でも今振り返ってみると、その当時は全く楽しくない生活だったと思う。
 よく、仕事ができる人は遊びも上手、というが、仕事や遊びということじゃなくて、自分の生活を楽しいものにできる人っていうのは、やっぱり魅力的。
 自分にとって、とっても大切な人が、「一番気持ちいい状態でいよう!」とよく言う。最初は、「そんなの自己中心的でわがままじゃない?」って思っていたけど(ごめんなさい)、最近はそうではないなと思う。一番気持ちい状態じゃないと、変な無理をすることにもなるし、気持ちいい状態だと、発想や感受性が豊かになるような気もする。
 人との出会いも、自分が気持ちいい状態でやりたいことやってるときのほうが、自分に影響を与えてくれる人に出会いやすい気がする。自分自身の生活を自分で楽しめるようにすることが、いろんな意味で幅を広げて、影響を受けて、自分も、そして相手も幸せにできるんじゃないのかなぁと最近思う。