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#18 母国語

 #17の雑感を読まれた方から以下のような御指摘をいただきました。大変参考になりました。ありがとうございます。
 「母国語」という表記は、「母語」にするべきだと、思います。
 言語には、その使用目的(?)に応じて、大きく分けると3種類の区別がなされています。母語−(母)国語−公用語、です。私たちが日頃、考える言葉というのは、「母語」にあたります。「母国語」というと、いわゆるその国における共通語、という位置づけになります。日本の場合、ほぼ全国民においてこれら3種の言語が全て同じものとなっていますが、世界的にみるとそれはとても稀なことです。我々日本人にはない感覚ですが、頭に浮かんだ言葉(=母語)を共通語(=母国語)に翻訳して話す、というプロセスを経て、発話しているということは、諸外国においてはよくある話です。ちなみに、「公用語」とは、正式な文書などに用いられる言語で、韓国などではその定義が問題となっていましたね。


私の知識不足で、このような事を知りませんでした。日本という国は、いろいろな意味で特殊な事例が多いし、文化もたくさんありますよね。もちろん他の国にもそれぞれ文化があるので、文化について触れてみるのも楽しいのではないかと思って、最近ネットサーフィンをしています。もう少し英語力があれば、いろいろな国のいろいろな方のサイトを見て勉強したり納得したりするのでしょうが・・・。英語力がないということが大変気になる今日この頃です。