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#16 男が得か女が得か?

 ここでどっちが得かを論じるつもりはありません。
 この前、深夜にNHK教育テレビで「しゃべり場」という番組の再放送をしていた時のテーマだったんです。で、その番組を見ていて思ったことは、人間にはいろいろなタイプがあるんだなぁという事。ディスカッションの場で積極的に意見を言う人、静かに見ていてあまり意見を言わない人、中立を保とうとする人、個性を主張する人 等。まぁそれはいいとして、「男が得か女が得か?」個人的には「どっちもどっち」というのが意見です。でも決して中立という立場ではありません。「どっちもどっち」という理由は、そもそも違うものを比べたって意味がないと思うからなんです。よく男女平等が問題になっていて、あきらかに男女差別だと思われる事は多々あります。そういう事柄については早急な対応が必要だと思うし問題にすべきだと思います。ただ、差別だと言っている中には、平等と対等を勘違いしている場合が多いのではないかと思います。男と女なんていうものはそもそも違うものなんだから(ちょっと誤解されやすい言い方かな?)、それを同じと考えてしまうと大変な誤解や不都合が生じると思います。だから男女平等など言わず男女対等と言葉を変えたらどうかと思います。男女雇用機会均等法も男女差別をなくすための法律というのではなくて、男女不対等をなくすための法律と考えるのが良いのでは?と思います。僕は男女が平等というのは大前提として、男女が対等に生きていけるような環境がいいなぁと漠然と思っています。
 こういうテーマは人それぞれの価値観にもよると思うので、結論があるわけではないし、視点によって対等という言葉がマッチする場合もあるし平等という言葉がマッチする場合もある。だから、こういうテーマで意見を書くのは結構難しいですが、自分の考えを書いてみました。ちなみに、辞書によると「平等=差別なくみな同時である事」「対等=互いの間に上下・優劣が無い事」だそうです。